地区会長の奥津雅史です。
本日も自社と社員の輝かしい未来のために
「笑顔で楽しく」生きましょう!
10月22日(土)、やや湿気を帯びた蒸し暑い雨の中、
志木「ベルセゾン」で全県経営研究集会が開催されました。
各分科会のあと、
「伝統と革新」というテーマで講演が始まりました。
明治4年創業、140年の歴史ある造り酒屋さんです。
自らを「ただの馬鹿なボンボンだった」と仰っていました。
転機はある方に
「あなたの会社は岩手県に必要ですか?」と
問われたときだったそうです。
ん?、果たしてうちの会社はどうだろう…?
無くても誰も困らないのではないか…?
この言葉に衝撃を受けた村井氏は
さっそく全社を挙げてのグループ討論を開催しました。
テーマは「我が社の本当のお客様は誰だ!?」
しかし誰からも答えが出ません。
何度開催しても誰もわからないのです。
そんなとき1人のパートさんが一言。
「あたしなんかプシュとフタを開けた時がうれしいよね!」
そうです、本当のお客様は「フタを開ける人たち」
エンドユーザーの人たちです。
決して大量に注文してくれる酒屋の社長ではありません。
では、→人々はいつ、なぜフタを開けるのか?
→喜び、くつろぎ、楽しい時間のとき。
そうか、我々は「酒」じゃなく人々の
「喜び、くつろぎ、楽しい時間を売っているんだ!」
気づきの瞬間でした。
気づきの瞬間でした。
ここからこの会社の躍進が始まります。
いいワイングラスをもらえば
いつもよりいいワインを飲みたくなる。
グラスの販売も始めます。
地産地消に努め、この地域に必要な商品、
必要な会社づくりを推し進めました。
今では、
①向こう一年間売上ゼロでも給料を払える会社
②社員に万一の場合、高校卒業までの学費負担、
③年に一度の家族旅行には5万円の手当支給
などなど、
様々な全社員、物心両面の幸せを
実現するための制度を実現しています。
「全県の講師はハズレがない!」
噂に違わぬ、素晴らしい記念講演でした。
参加登録も358名となり、
実行委員長の白石さんもホッとしていました。
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