2011年10月26日水曜日

全県経営研究集会

親愛なる埼葛地区会の皆様、こんにちは。
地区会長の奥津雅史です。

本日も自社と社員の輝かしい未来のために
「笑顔で楽しく」生きましょう!



写真は全県記念講演での「(株)あさ開 村井社長」


10月22日(土)、やや湿気を帯びた蒸し暑い雨の中、

志木「ベルセゾン」で全県経営研究集会が開催されました。


各分科会のあと、

「伝統と革新」というテーマで講演が始まりました。


明治4年創業、140年の歴史ある造り酒屋さんです。

自らを「ただの馬鹿なボンボンだった」と仰っていました。


転機はある方に

「あなたの会社は岩手県に必要ですか?」と

問われたときだったそうです。


ん?、果たしてうちの会社はどうだろう…?

無くても誰も困らないのではないか…?


この言葉に衝撃を受けた村井氏は

さっそく全社を挙げてのグループ討論を開催しました。


テーマは「我が社の本当のお客様は誰だ!?」


しかし誰からも答えが出ません。

何度開催しても誰もわからないのです。


そんなとき1人のパートさんが一言。

「あたしなんかプシュとフタを開けた時がうれしいよね!」


写真はサンヒルズWESTコースNO.1


そうです、本当のお客様は「フタを開ける人たち」

エンドユーザーの人たちです。

決して大量に注文してくれる酒屋の社長ではありません。


では、→人々はいつ、なぜフタを開けるのか?

→喜び、くつろぎ、楽しい時間のとき。


そうか、我々は「酒」じゃなく人々の

「喜び、くつろぎ、楽しい時間を売っているんだ!」
気づきの瞬間でした。

ここからこの会社の躍進が始まります。

いいワイングラスをもらえば
いつもよりいいワインを飲みたくなる。

グラスの販売も始めます。

地産地消に努め、この地域に必要な商品、
必要な会社づくりを推し進めました。

今では、
①向こう一年間売上ゼロでも給料を払える会社
②社員に万一の場合、高校卒業までの学費負担、
③年に一度の家族旅行には5万円の手当支給
などなど、
様々な全社員、物心両面の幸せを
実現するための制度を実現しています。

「全県の講師はハズレがない!」
噂に違わぬ、素晴らしい記念講演でした。

参加登録も358名となり、
実行委員長の白石さんもホッとしていました。

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